
はばたき公園で8月23日までに見られた野鳥を紹介していきます!
まずはオオヨシキリです。日本には春~夏にかけて飛来します。
今年は4月下旬ごろからはばたき公園でも独特なさえずりの「ギョシギョシ!」という声が聞こえてきました。
公園内でも繁殖しており、今は繁殖期が終わってすっかり静かになりました。

次にセッカです。
オオヨシキリとは違い、年中日本に生息している種類です。
日本最小クラスの13センチという大きさで、クモの巣を編んで巣をつくります。
公園で「チャッチャッチャ・・・」「ヒッヒッヒッヒ・・・」という声が空から聞こえてきたらセッカがいるので、探してみてください。
鳴きながら飛ぶことで縄張りを主張しているのです。

最後はバンです!
写真は巣で卵を温めているところです。
今年は少なくとも3か所で繁殖している姿を観察し、2か所で成功している様子でした。
ヨシなどの根元、水面で巣をつくり、卵を育てます。
はばたき公園では野鳥に配慮し、営巣写真は極力撮影しないようにしているので貴重な写真です。
はばたき公園、8月前半までは主に繁殖している野鳥たちが観察できます。
草陰に隠れるのでやや観察しにくい季節ですが、巣立ったばかりの幼鳥が近くで見られたり、思わぬ出会いもある時期です。
これからの時期は秋にかけて公園対岸の和白干潟にシギ・チドリと呼ばれる水鳥たちがたくさんやってきて、はばたき公園内でも休んだり、餌を捕ったりする姿が観察できます。
秋が深まるとカモたちも飛来し、にぎやかになっていきますので、ぜひ皆様観察に来られてください!