
今季初のコガモの飛来が確認されました。
コガモは冬に飛来するカモたちの中では比較的早い時期から日本にやってくる野鳥です。
名前通りカルガモなどと比べると1回り小さく、オスは繁殖期前になると緑と茶色の頭になります。
今は繁殖期を過ぎた時期なのでまだ地味な姿ですが、これからオスは繁殖羽となります。

タシギの飛来も確認しています。
冬に飛来するシギで、昼間はヨシ等の茂みに隠れ、早朝や夕方になると採餌に出てきます。
たいてい茂みの付近で観察しにくい場所にいるのですが、曇天だったりすると比較的開けた場所に出てくることもあります。
採餌する姿はユニークなのでこれからの季節はぜひ観察に来られてみてください。

ノビタキも飛来しています。
昨年よりやや少ない印象です。これから増えるといいのですが。
開けた草地で活動していることが多く、園路に出てきていることもあります。
冬にはいなくなってしまうので今のうちに目に焼き付けておくのがおすすめです。
10月も終盤になるとカモが増加し、冬鳥が一層増えます。
今後、増えていくのが楽しみな野鳥ばかりです。